ユーリ・ノルシュテインのアニメーションは不思議。昔はこわかった。ストーリーだけでいえば、特別おかしなことはないんだけど、とても特別な世界にいる気がしてくる。
子供の頃って夜トイレに行くのがこわくて、暗くて静かな家の廊下は違う世界で、家族がそばで寝ていても起きている自分だけがそこで一人生きてるような、そんな不安な感じとか。でもきっとどっかで、その歪んだ空間にいるような感覚を望んでもいるんだろう。そういう、感覚を、ノルシュテインはおこしてくるのだきっと。
これは"きりのなかのはりねずみ"の記憶 で、他はもっと風刺的だったり説教的なものもあるんだけど、ノルシュテインの繊細な画は息づかいが伝わってきて、その世界に飛ばされる。全てが手作業で、たくさんのパーツを少しずつ動かしながら撮影されたとか。ぐっはあ〜
原画みたい 。。。。。。みたいよ!
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